MALO ESTATE

マロ・エステート

INOVATION QALITY & PASSION

ワインへの情熱を支える2つのエステート

ワインへの情熱を注ぎ、その研究と製造に多大な投資をすることによって最新のテクノロジーと伝統的な醸造方法を融合し、永続的に発展していくことが私たちの理念です。
それは環境に優しい技術や製品を取り入れたワイン造りへのこだわりと環境保全に対しても真摯に取り組んでいることにも現れています。

105haのブドウ園と最先端の技術を駆使したワイナリーは、専門家やワイン愛好家からも支持されるワインを生み出しています。
暑い日差し、大西洋からの新鮮な風、成熟した土壌とブドウ品種の組み合わせはマロ・ワイン独自のテイスト、アロマ、クオリティをもたらします。これらの要素が国際的なアワードやコンクールで数々の賞を受賞している理由であり、それは私たちに大きな誇りと達成感を与えています。

多彩なテロワールを生み出す豊かな自然

マロ・ワインは、ポルトガルの南西部、首都リスボンからテージョ川を渡り南に約40Kmほどのところにある、大西洋に面したペニンシュラ・デ・セトゥーバル地方の2つのブドウ園でつくられています。

マロ・エステートは105haの総面積をもち、アラビダ山の麓の海岸に近いアレンテージョ地域との境界のアゼイタオンのブドウ園、キンタ・デ・カトラルボス、そしてペゴエス地域のブドウ園、モンタ・ダ・シャルカでつくられています。

2つの個性的なエステートから生まれる多彩なワイン

● キンタ・デ・カトラルボス

アラビダ山の麓に位置し、25haの広さを持つ白ワインのブドウ品種を栽培しています。ゼロから設計された絶妙なバランスのとれたブドウ園です。アラビダの丘陵は大西洋の海風を防ぎ、夏季の夜間には気温を下げ、酸味のバランスがとれたブドウを育み、複雑さを感じさせるワインを生み出します。
この地を訪れることはテイスト、アロマ、ライフスタイルの刺激的な旅の出発点となるでしょう。

● モンタ・ダ・シャルカ

アレンテージョ地域との境にあるブドウ畑、モンタ・ダ・シャルカの総面積は80ha、夏季には気温が高くブドウの糖度と色合いの成熟に好ましく赤ワインのブドウ品種に適しています。2000年から2003年にかけて植樹されました。
トウリガ・ナショナル、シラー、アラゴネス、カステラォン、カベルネ・ソーヴィニヨン、アリカテ・ブーシェ種などを栽培しています。

最新技術の整備されたクリーンなワイナリーで行う伝統的なブレンド技術
自然環境に優しい無公害テクノロジー

● ワイナリー

最先端の技術を備えたワイナリーは、合計120万リットルのワイン製造と貯蔵が可能です。
醸造エリアには24基のステンレススチールタンク、熟成エリアには51基のステンレスタンクがあります。地下セラーには約400本の樽と約30万本のワインを貯蔵することができます。

ワイナリーは環境保全への取り組みをコンセプトに、水源を大切にする廃水処理施設をつくり、油廃棄物の分別を行っています。さらに、IPM(複合的病害虫管理)を取り入れブドウ園の管理を行っています。

● 白ワイン

マロ・ワインのブドウ園は、夏の気温が高く、涼しい海風にさらされ、セーラ・ダ・アラビダ(Serra da Arrábida)の丘陵によって白ワインに独特なスタイルを与えています。白ワインのほとんどに使用されているマスカットの品種には理想的な気候です。
フェルナォン・ピレス、シャルドネ、アリント、ベルデホなどの他のブドウ品種もあり、これらのブドウはフルボディとなるだけでなく、ソフトで、深みがあり風合いの豊かなミネラル感のあるワインになります。フルボディの白は発酵とオーク樽での熟成によってさらに豊かな質感、優しい樽の風味が加わります。

● 赤ワイン

複雑で豊かな丸みをもつフルボディの赤ワインは、バランスが良く、華やかで飲み口の良いストラクチャーからなるワインです。ロマンティックなブーケのように口の中を満たすしっかりしたフィニッシュです。優雅なベルベットのようにピュアで上品な輝きと、品格を醸し出すワインに熟成されます。

赤ワインを造るブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、アリカテ・ブーシェ、トウリガ・ナショナル、アラゴネス、カステラォンです。これらの品種は、オーク樽で熟成したワインを造るために使用され、さまざまなシチュエーションにふさわしいテイストと個性を持ち合わせています。